テンデイズラジオ、第70回は「箱に動物の描かれているゲーム」です。
ゲームマーケット終了直後だと言うのに、わけあって緩いテーマ回となった第70回。
過去に干支に絡めたものはあったものの、それだけではドイツゲームにさまざまな形で登場するいろいろな動物を取り上げられない!
というわけで、このテーマです。
ぜひ、見て、聴いてみてください!
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2014年11月21日
テンデイズラジオ:第70回「箱に動物の描かれているゲーム」
2014年11月10日
テンデイズラジオ:第69回「エッセンこぼれ話スペシャル」
テンデイズラジオ、第69回は「エッセンこぼれ話スペシャル」をお送りいたします。
毎年10月にドイツの都市エッセンで開催される世界最大級のボードゲームイベント「エッセンシュピール」!
私も毎年行っており、今年ももちろん行ってきたわけですが、そこでいろいろ見てきたこと、聞いてきたこと、体験してきたことなどを、いろいろとおしゃべりさせていただきました。
ちなみに、ドイツ(とその前に行ったチェコ)の模様は、「テンデイズ珍道中2014」と題しまして、YouTubeで動画としても公開しております。
今回は、その模様の「こぼれ話」というスタンスになっておりますので、合わせてご覧いただければ、面白さも2倍!
再生リストは、こちら。
ぜひ、見て、聴いてみてください!
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2014年11月09日
ゲーム紹介:パンタロス
パンタロス(Bernd Eisenstein / Irongames / 2014)
2〜5人用 / 90分 / 12歳以上
プレイヤーは、地下世界に住まうタイタンの攻撃に対抗しながら、古代国家において、指導者としてより多くの利益を得ることを目指します。
ゲームの基本となるのは、駒の配置よってアクションを選択、実行していく「ワーカープレイスメント」です。
ゲームボード上には、いくつも建物が描かれ、それぞれに固有の効果が設定されており、そこに駒を置いていくことで、その効果を受けることができるのです。労働者駒には、「レベル」にあたる熟練度があり、アクションを選択する際には、その熟練度を踏まえることが必要となる場合もあります。そのため、その熟練度を上げるためのアクションを先んじて実行しておくことも大事かもしれません。
さまざまなアクションを組み合わせ、原材料を入手し、職人の力を借り、原材料を加工し商品を作り、出荷や商人への売却をすることが、メインとなる得点手段です。
しかし、それを繰り返すことで簡単に得点を獲得し続けることは難しいでしょう。
というのも、このゲームで、もっとも特徴的な存在、箱にも大きく描かれた巨人「タイタン」がいるからです。
地下世界に住まうタイタンは、ゲーム中、常にプレイヤーたちの脅威となります。
強大なタイタンの力に対抗するために、プレイヤーたちは、自らもタイタンを率いています。
さまざまなアクションの中には、自らが率いているタイタンの力を増大させていくものも用意されています。状況に応じて、タイタンの力をより強いものとしていきましょう。
また、タイタンだけでなく、重装歩兵隊「ファランクス」による増援部隊を大きくしていくことも重要です。
タイタンは、また、プレイヤー同士の「決闘」にも用いられます。
プレイヤーたちは、お互いのタイタンをぶつけ合い、さらなる利益のため、他のプレイヤーを打ち負かすことが必要となることもあるのです。
指導者として、より大きな利益を得るためには、強大な力も得て、それを活用しなければならないのです。
王道的なワーカープレイスメントに、タイタンによるプレイヤー間のパワーバランスの構築と、その力を用いた直接的な闘いが盛り込まれ、常に緊張感のある展開が味わえるようになっています。
同作者の「ペルガメムノン」にも見られた、一人のプレイヤーが常に闘いで負け続けることを避けるためのルールが採用されており、直接的な闘いを盛り込みつつも、丁寧にバランス調整が行われたことが伺えるのも、好ポイントと言えるでしょう。
2014年11月08日
ゲームマーケット2014秋に出展いたします。
■ゲームマーケット2014秋に出展いたします。
11月16日(日曜日)にビッグサイトで開催される、アナログゲームイベント「ゲームマーケット2014秋」に出展いたします。
ブース番号は「A07」になります。
公式サイト→
http://gamemarket.jp/modules/tinyd01/index.php?id=75
テンデイズゲームズでは、以下の新作の販売を予定しております。
※準備状況によっては、タイトル数が増減する場合があります。
※価格は、店頭、通販等での「一般販売」時の予価となります。
・ゼロ 日本語版(価格未定)
ライナー・クニーツィアによる傑作カードゲームを、テンデイズゲームズが日本語版化いたしました。
プレイヤーは、手札と場札の交換を繰り返し、手札の合計数をより減らすことを目指します。
集め方(揃え方)によっては、その数を一気に減らすことができるため、単純に低い数字を集めるだけでなく、場合によっては、大きい数字のカードを手札とすることが、重要となるかもしれません。
他のプレイヤーは、どのカードが必要なのか?不必要なのか?その流れを的確に読み、効果的にカードを集めていきましょう。
派手さはありませんが、奥深い駆け引きを味わうことのできる傑作です。
・テラミスティカ:拡張「氷と炎」(5832円・税込)
人気のストラテジーゲームに待望の拡張セットが登場しました。
新たな種族、新たなゲームボード、新たなタイルやルールにより、より幅広いゲーム展開が楽しめるようになっています。
中でも新たに加わった種族は、どれもひとくせもふたくせもあり、基本セットを遊び込んだプレイヤーでも、新鮮なプレイを楽しめるでしょう。
日本語版とドイツ語版をご用意いたしました。
・アルルの丘(8100円・税込)
「テラミスティカ」で人気のフォイヤーラントの新作は、人気デザイナー、ウヴェ・ローゼンベルクによる二人用重量級ゲームです。
プレイヤーは、移ろいゆく季節の中で、自分の農場をより発展させていくことを目指します。
ウヴェ・ローゼンベルクの代表作となった「アグリコラ」とゲーム背景は非常に近いものになっていますが、二人用に特化したゲーム内容は、より一層さまざまな要素が盛り込まれ、じっくりとプレイする価値十分な、やり応えのあるタイトルに仕上げられています。
・プログレス(6696円・税込)
プレイヤーは、さまざまな発明や発見となるカードをプレイすることで、文明を発展させていきます。
通常の文明発展系ゲームよりも、テクノロジーツリー上の技術間における繋がりが強いものになっているのが、大きな特徴です。
効率よく文明を発展させていくためには、思った通りにカードをプレイし、また、狙ったカードを獲得することが重要でしょう。
そのためには、3つ用意されたカードドローを使い分けることが鍵となるのです。
さまざまな技術により、それぞれのカードドローをパワーアップさせ、有利にゲームを進めていきましょう。
もちろん、カードドロー以外のアクションを充実させることや、リソースとなるトークンの獲得、他のプレイヤーを上回ることで得点に直結するパラメーターを増やすこともおろそかにはできません。
テクノロジーツリーを制し、文明を、より早く、より大きく発展させていきましょう。
・ヴェルサイユ(6696円・税込)
プレイヤーは、自分の労働者駒により、さまざまなアクションを実行し、ヴェルサイユ宮殿の建築を進めていきます。
労働者駒は、ボード上に用意されたエリア間を動くことで、そのエリアに対応したアクションを実行します。
このとき、それぞれのエリアに置かれた労働者駒の数が多いほど、そのアクションはより効果的なものになるため、単純に、実行したいアクションを選ぶだけでなく、より効果的なアクションを選ぶ方がいいのです。
そして、そのためには、どのように駒を動かし、エリアに集めて行くのか、さらには、次のアクションを見据え、どう繋げていくのか、その計画性も問われることになるのです。
ワーカープレイスメントを下地にしながらも、駒の移動という概念を盛り込むことで、新鮮なプレイ感覚を味わうことができるタイトルになっています。
色鮮やかで華やかなボードやタイルは非常に美しく、それも大きな魅力と言えるでしょう。
・パンタロス(6912円・税込)
プレイヤーは、地下世界に住まう半神「タイタン」の脅威に対抗しながら、古代文明での生活をより充実したものにすることを目指します。
ゲームの基本となるのは、ワーカープレイスメントです。
指導者や労働者の駒を施設に配置することで、それぞれの効果を活用し、さまざまな加工品を作り、出荷や売却を行うことで利益を得ていきます。
と同時に、地下世界から迫りくる強大な力を持った「タイタン」に対抗すべく、力を蓄えなければなりません。
そのためには、自らが率いる「タイタン」の力を増大させていくのです。
また、プレイヤーは、時には、それぞれが率いる「タイタン」同士の決闘に挑まなければならないこともあります。
プレイヤーは、指導者として利益を求めるだけでなく、力を求める必要もあるのです。
王道的なワーカープレイスメントを軸に、プレイヤー間における力と力のぶつかり合いという要素が加えられ、緊張感溢れる展開が楽しめるゲームになっています。
・ドゥードゥルシティ(2700円・税込)
それぞれが持つ、同じ内容のシートに道路を書き入れていくことで、より高い得点の獲得を目指す、パズル要素の強いタイトルです。
プレイヤーは、手番プレイヤーが振ったダイスを選び、その目に応じたマスに道路を書き入れていきます。
マスには、商店やホテル、タクシーなどの要素が設定されており、それぞれ、別の得点方法が用意されています。
どの目を選択し、どの得点要素を伸ばすべきか、その選択は、非常に悩ましいものになるでしょう。
また、当然のことながら、ダイスの目は、常に自分にとっていいものとは限りません。
時には、取捨選択が迫られることもあるでしょう。
加えて、他のプレイヤーとの得点計算のタイミングが重要となることもあり、そのタイミングの見極めが重要となることも多いでしょう。
臨機応変に、ダイスを選択し、道路を書き入れていきましょう。
・100!(1620円・税込)
特徴的な小箱で統一されたカードゲームでお馴染みのメーカー、アドルング。
そのアドルングの記念すべき100タイトル目は、アドルングお得意のリアルタイムゲーム!
プレイヤーは、場にカードを捨て、代わりに捨てられているカードを手札とすることで、手札の中に連続する数の組を作ることを目指します。
カードは配りきりのため、他のプレイヤーが不要と判断したカードを集めるほうが効率よく、どのプレイヤーがどんなカードを不要だと思っているのか、その見極めが重要となります。
そのため、リアルタイムゲームでありながら、速さよりも、冷静に状況把握に努めたほうがいい場合も多いのです。
単純なゲームではありますが、決して「単純なだけ」のゲームではなく、実にゲーム勘が試されるゲームなのです。
・ルチャドール!(3240円・税込)
タイトル通り、覆面レスラーたちによるプロレス「ルチャリブレ」をテーマとしたダイスゲームです。
プレイヤーは、ダイスを振り合い、その目に応じて攻撃を繰り出し、対戦相手を打ち負かすことを目指します。
体力を0とするまで削るだけでなく、プロレスならではの「ピンフォール勝ち」や、必殺技も用意され、ダイスの目によっては、一発逆転も起こりえます。
ゲームとしては、ごくごく単純なダイスゲームではありますが、特徴的なイラストで描かれた個性的なルチャドールたちや、シンプルにして雰囲気十分なデザインが目を引くオリジナルダイス、大きな声でスリーカウントを行うルールなど、ニヤリとさせられるポイントがそこかしこに用意され、このゲームでしか味わえない魅力に溢れたタイトルになっています。
※2014年秋に発売された豪華版ではありません。
・クー:拡張「改革」日本語版(700円・税込)
人気のブラフゲーム「クー」の拡張セットです。
以前、少数のみの販売だったものを、みなさまから寄せられたご要望にお応えし、日本語版として新たに販売させていただくことになりました。
この拡張セットにより、「陣営」という要素が加わり、ゲーム中に、どちらの陣営に属するべきか、その判断が求められるようになります。
日本語版ではありますが、基本セットのカードと混ぜる必要がないシステムとなっているため、
英語版の基本セットをお持ちの方でもお使いいただけます。
※ゲームマーケット会場のみの限定販売となります。
そのほか、定番作、人気作もご用意しまして、お待ちしております。
ぜひ、テンデイズゲームズブースにお立ち寄りください。