毎年10月にドイツで開催されている「シュピール’08−エッセン国際ボードゲーム祭」。
そこで新たに発表された(一部、発表済だったものもあり)新作の数々。
開催から一ヶ月ほど経過し、直接ドイツに行けなかった私もいくつかを早速入手いたしました。
まずは「単体」のゲームたち。
- 【ブロックバスター(奥・左)】
- 韓国「visionary」社の新作。
韓国ゲームコンに参加した時に遊ばせてもらって、そのデキの良さに驚いた作品を縁あって入手。
一風変わったアブストラクト好きな私にはたまらない内容。 - 【ドミニオン(奥・右)】
- 今年の「エッセン」で一番人気だったという注目作。
注目作もなにも、すでにこの記事を書いている時点で日本のボードゲームシーンをにぎわせているわけですが。そして、もちろん、私自身もハマりまくり。こいつは、ヤバイ。
500枚にも及ぶ大量のカードに圧巻されますが、ゲーム自体は実にスマート。
トレーディングカードゲームの「デッキ構築」そのものをゲームにした!斬新!的なことを言われることが多いようですが、個人的には「デッキ構築」というよりも、他人の得点状況を睨みつつ、自分の付けている位置を判断し、時には仕掛け、時には力を溜め・・・という判断を繰り返す・・・語弊を恐れずに言うならば、「レースゲーム」のような面白さと興奮を持っているように感じています。
と、書いているそばからまたやりたくなってきた。 - 【ティナーズトレイル(手前・左)】
- 今年はワレスが新作を立て続けに発表してビックリ。
で、手前の三作が、そのワレス新作。
エッセン前に一部ではすでに発売されていた様子の「ティナーズトレイル」。
今回発表された三作の中では、一番、私が思うところの「ワレス的な」という感じがする。 - 【スチールドライバー(手前・中)】
- ワレス、その2。
手軽に遊べる経済ゲーム?一時間そこそこのプレイ時間に、ワレスがどういったものを閉じ込めたのか気になるところ。
むさくるしい親父の描かれたボックスアート、個人的には大分ポイント高いです。 - 【アフター・ザ・フラッド(手前・右)】
- ワレス、その3。
三人専用、プレイ時間2〜3時間という非常に「出しにくい」ゲーム。(笑)
しかしながら、だからこその「何か」があるような気がして、少しでも早くプレイしたいとウズウズ。
ルールを少しずつ読み進めていますが、非常に面白そうだし。
リソースが一杯あって、それぞれに細かく価値が設定されてて・・・という細かいところにも興奮してしまっているし。
早く機会を作らねば。
と、そんなとこ。
「拡張編」に続く。