まだまだ寒い日が続く2月。
でも、ゲーム中はホットだぜ!なんて。
というわけで、今週も盛り上がりました。
- 【ドメモ】
場の状況から自分の手札を予想して当てる、大名作。そして、レア化していた作品。
今回、もうすぐ発売予定の日本語版リメイクを遊べた。
ゲーム内容は、いわずもがなの大名作なのでここでは置いておくとして、その作り。
随所にこだわりの見えるコンポーネントで、非常に完成度が高く、いやはや、これで1800円とは安い。
ずっと探していた人も、そうでない人も、この日本語版リメイクは間違いなく買い。- 【もっとホイップを!】
いまや、ちょっとした空き時間にさくっと遊ぶゲームとして定番化しつつあるこのゲーム。
誰にでもオススメであるのは間違いないのですが、人によっては切り分けを確定するまでの考慮時間がめちゃくちゃ長くなってしまうこともあるようで。
タイマーかなにかを用意して、「考慮時間1分」というような形でやってみてもいいかと思った。
あまり結果に目くじら立てずに、賑やかに楽しんでこそ、ぐらいの気持ちで。- 【ロスバンディトス】
クニーツィアの手によるダイス版「バトルライン」?
シュミットのイージープレイシリーズの一作だけあり、非常にお手軽な作り。
ゲームの流れはこんな感じ。
まず、手番が来たら、袋からダイスを二個ひき、振ります。で、そのダイスを、列に置いていき、列ごとに役を作り、相手プレイヤーとのその役の強弱によって、チップを取り合う、と。
使用するのがカードではなく、ダイスである以上、自分の役を完成させるためのものが「かならずある」とはいえないわけで、その辺の揺らぎがゲームにどう作用するかが、このゲームが面白いかそうでないかの分かれ目だと思っていたのですが、今回遊んだ印象としては「十分アリ」。
「敗北宣言を行って、ダイスを袋に戻す」というこのゲームならではの考えどころもあり、ただの「カードをダイスに置き換えてみました」的なイージーな作りにはなっていないし、個人的にはかなり気に入りました。
一ゲーム15分くらいで終わるので、細かいところをつつくよりも、さくっと遊べる佳作として評価したいところ。- 【セイラムの魔法使い】
今流行のジャンルともいえる「協力ゲーム」。ついにコスモスも投入のようで。
街に続々と沸いてくるモンスターをいかに退治しつつ、闇の世界と繋がっている「裂け目」を封じていくか、という内容。
毎ターン、毎ターン、モンスターは次から次へと沸いてくるので、全員の手番を無駄なく使うことが重要と考え、「退治役」、「封印役」、「サポート役」と役目をちゃんと振り分けてプレイしたものの、まったくもって肝心なところでのダイス目が奮わず、ボロボロの大敗。おそらく「序盤」くらいのところでの敗北だったんじゃないかなぁ。とほほ。
勝敗を分ける部分を感じ取ることすらできなかったので、次に遊んでも非常に新鮮な気持ちで遊べる予感。
というわけで、また遊んでみたい。- 【アルハンブラ・拡張「スルタンの力」、拡張「キャラバンの列」】
最近、お気に入りの「アルハンブラ」。
先週、時間の関係で最後までプレイできなかった二拡張を交えて、早めの時間にプレイ。
「スルタンの力」カードの値段である「7金」を手の中に作るようにお金カードを獲得していく、というプレイが編み出され、確実に普通の「アルハンブラ」とは違う動きが見られたのが面白かった。
あと、「キャラバンの列」も、なかなか獲得するのは大変なれど、序盤に取ることが出来たら大きく勝敗に影響しそうで、序盤の戦略に幅を持たせることに成功している印象。
この拡張二つは、機会さえあれば、繰り返し試してみたいと強く思った。面白い!- 【生きてる!】
2007年にリリースされたものの、長らくリプリント待ちの状態が続いたこのゲーム、08年に待望のリプリント版リリース!
というわけで、早速購入し、プレイ。いやぁ、この時をどれだけ待ったことか!いや、大げさでもなんでもなく。
内容としては、ゾンビの体パーツを購入していき、いかに価値の高い体パーツで、いかに早く完成させるか、というもので、その設定はちょっとキワモノ系。
しかしながら、コインのマネージメント、他のプレイヤーの動向に気を配りつつのプレイ、といったところがなかなか良く出来ていて、実は正統派。
捲られたら手元からコインを払わないとペナルティとなってしまう「村人の反乱」カードのあるおかげで、コインのマネージメントにちょっとしたギャンブル性というか、「突っ込むかどうか」の判断にちょっとしたジレンマもしっかりと設けてあるあたりもツボを押さえているなぁ、という感じ。
ちょっとカードの捲り運に拠り過ぎるきらいはあるけれど、一定数ラウンドをこなすようにするば気にならないだろうし、数ラウンドこなす価値のあるゲームだと思う。
個人的に、「フォーセール」や「ハイソサエティー」の流れにある軽めの競りゲームの良作だと思う。
今回の作品の中では「生きてる!」が実に面白かった。二回続けてプレイしちゃったもんなぁ。