2009年08月25日

8月19日 第209回「水曜日の会」

まだまだ暑さの続く8月半ば。
こんな時は、冷房の効いた部屋でゲーム!・・・というわけではありませんが、今週の「水曜日の会」も大盛況。
いつもありがとうございます。

【じたばた泥棒】

森に逃げ込んだ泥棒を、注意力と記憶力で追い詰めろ!
ボードに置かれた泥棒コマに箱をかぶせて隠し、サイコロの目によって、箱を動かします。
捜査タイムが来たら、箱の中、どこに泥棒がいるかを当てるのですが、箱の中は仕切りで区切られており、その仕切りによっては、箱を動かしても、泥棒コマの位置が変わらなかったりで、実に混乱。
自分が箱を動かす時は、指先に意識を集中して、泥棒コマが箱の中、どこに引っ掛かっているのかを探るのもあり。
・・・といいつつ、それでもなかなか当てることができないのが面白いところ。
当てるのが前提ではなく、混乱するのが前提で遊んだ方が楽しいので、箱はゆっくりと動かさずに、適度な速さで、おしゃべりでもしながら動かした方がいいのかも。
シンプルなだけでなく、隊長(スタートプレイヤー)を指名するルールに少しテクニカルなプレイができる部分があったりもして、注意力だけでなく記憶力だけでなく、しっかりゲーム的。
子供とも手軽に遊べるし、この手の「気軽に、手軽に」系のゲームとして、定番化してもおかしくないタイトルではないかと。
コミカルな泥棒コマ、大げさな箱、とコンポーネント好きの人もぐっとくる部分多数で、オススメ。

【ニヒトルスティッヒ(つまらない)】

日本語に訳すと「つまらない」というタイトルとコミカルなイラストがまず目をひきますが、ゲームとしても手軽に遊べるダイスゲームとしてなかなか。
手番が来たら、7つのダイスをじゃらじゃらと振り、出た目の組み合わせによって、場のカードを獲得していきます。
サイコロの振り直し〜カードの獲得〜カードを得点として確定という「ありがち」な流れながら、カードそれぞれの得点バランスや、カードの獲得ができなかったときに受け取るペナルティーの死神カードなど、ちょっとしたヒネリがうまく利いていて、ダイスゲームの面白さは十分。
作りとしては、「狙った目、組み合わせを出していく」という感じではなく、「出ろ!出ろ!・・・出た!」という喜びと「出ろ!出ろ!・・・でなかった・・・」というガックリ感を味わう作りになっているので、少し物足りないと感じる人もいるかもしれませんが、ちょっとした合間の時間や、ゲーム会の導入部などに、気の利いた運試しぐらいの感覚で賑やかに遊ぶと、実に楽しいんではないでしょうか。
ダイスに翻弄されるのが好きなアナタに。(笑)

【ロバはだあれ?】

最近イチオシの手軽なカードゲームを。
今週は8人プレイ?
多人数で遊べるのは、ゲーム会の主宰者としては非常にありがたいところなのですが、人数が多くなるほどに、「ロバ」カードを使う(使われる)タイミングがそれだけ少なくなっちゃうんで、このゲームならではの面白さを味わうには、5人くらいで遊ぶのがちょうどいいのかな、と思ったり。
早く新版の新ルールを入れて遊んでみたい。

【一号線で行こう】

タイルを敷いて、路面電車を走らせよう!
タイルが敷いていかに効率的なルートを作ることができるかが勝負の分かれ目。でも、そこは多人数で遊ぶボードゲーム、ほかのプレイヤーのタイルによっては、とんでもないルートになってしまい悶絶することも。
直接的にほかのプレイヤーを締めていくことができない作りになっているので、タイル置きゲームでありがちなあまりにイジワルなタイルの置き方を狙ってすることも起きづらく、和気藹々とした雰囲気になりやすいのも、このテーマとあっていて、実に好感度大。
ルートを作って、路面電車を出発させたあとは、「すごろく」になるというトンデモ展開も私は大アリ。

posted by タナカマ at 13:52| Comment(0) | TrackBack(0) | プレイレポート「水曜日の会」 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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