その記念すべき一発目ですが、子どもゲーム「おしい!」です。HABA社。
先日の「水曜日の会」で初めて遊んだのですが、これがたまらなく面白く。
そのあまりにあんまりなタイトルからか、あまり評判を聞かないので、未所有だけど、応援の意味も込めて?一発目に取り上げたいと思います。

場の中央に並べられた駒。「青い船」、「黄色い宝箱」、「緑の子ども」、「白い犬」、「赤い大人」の5つ。
山札からカードを一枚表にして、そのカードに対応した駒をいかに早く取るか、それだけのゲーム。
・・・でありながら、この「カードに対応した駒」という部分、ここが実に一捻り利いていて、ゲームをめちゃくちゃ熱いものにしています。
基本的には「白い犬」が描かれたカードだったら「白い犬」を取ればいいんですが、写真中央、「白い犬」の駒のちょうど下にある犬の描かれたカード、これ、「青い犬」なのがお分かりいただけるかと。
これが曲者!そして、このゲームの一番面白い部分!
表にされたカードが、こういう「駒を直接指定いない」カードだった場合、取るべき駒は「そのカードに使われていない『色』」の駒を取らないといけないのです。
この「青い犬」のカードの場合、取るべき駒は「緑の子ども」。緑がカードで使われていないので。
これを繰り返していると、頭グチャグチャ。このカードはちゃんと駒を指定しているカードなのか、それとも「使われていない色」の駒を取るカードなのか・・・ああ、もう!
いい大人が取った!取られた!で一喜一憂する姿は傍から見ると滑稽かもしれませんが、間違いなく面白い!
おしい!・・・じゃなくて、ほしい!なんつって。
「あ、そういや俺、セガの「タントアール」シリーズ、好きだったな。」
この紹介を書きつつ、そんなことを思い出したりも。