だけれども、インパクトだけのゲームではなく、内容も実にイイ!のでした。

今までのブラフゲームの多くが、「ウソをつく→ドキドキする→通った!(バレた!)」ということだけで成り立っていたところに・・・もちろん、これだけでも十二分にゲームとして面白いし、このゲームでも柱となるのは、この流れなんだけど・・・この「バレた!」の後に、「保安官を買収する」という違った展開を盛り込んだのが、偉い。
結果、プレイ時間が長くなってしまうという弊害も生まれたけど、そんなのは些細なこと。
告発をされなかったプレイヤーは一時「蚊帳の外」と言った感じになってしまうのも、そこは茶々を思い切り入れて楽しんだりして、ゲーマー的力量ではなく、プレイヤー的力量でカバー。
あ、そういう意味では、このゲームはブラフゲームを柱にしているけど、その実、コミュニケーションゲームとしての側面も大、なのかも。
その気になって「保安官」、「密輸人」を”らしく”プレイするのも大事だしね。
荒削りだけれど、光る部分をところどころに見ることのできる、こういうゲームは、個人的に高評価。