いよいよ今月の27日開催となった「ゲームマーケット2011秋」。
さきのエッセンで発表された新作を中心に、テンデイズゲームズでも準備が進行中。
「じゃ、実際に、どんなタイトルの準備を進めているんだ!?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回は、11月27日に開催の「ゲームマーケット2011秋」で、テンデイズゲームズが販売を予定しているタイトルを簡単にご紹介させていただきます。
詳しい情報は、また追って、ということで、今回は本当に簡単に。
ちなみに、すでに到着しているものもあれば、まだ最終的な調整も済んでおらずメーカーから出荷されていないもの、そもそも出荷されたのかされてないのかよくわからないもの(笑)などなどあります。ですので、どのタイトルもあくまで「予定」ということで、ご理解いただければと思います。輸入品ということもあって、場合によっては大きくずれ込む可能性もありますしね。よろしくお願いします。
また、予約等も承っておりません。あらかじめ、ご了承ください。
では、いってみよう!
・PAX(PAX / Bernd Eisenstein / IronGames)
・ペルガメムノン(Pergamemnon / Bernd Eisenstein / IronGames)
・ペロポネソス(Peloponnes / Bernd Eisenstein / IronGames)
デザイナーBernd Eisenstein自らがレーベルオーナーを務めるIronGamesが今年のエッセンで発表したカードゲームの新作二点と、2009年発表作をご用意。
「PAX」は、他のプレイヤーと争いつつも、第三の勢力であるローマにも対抗しなければならないという、考えどころが豊富なカードゲーム。
「ペルガメムノン」は、他のプレイヤーとの殴り合いにも似た駆け引きが魅力。混沌から抜け出すのは誰だ!
「ペロポネソス」は、2009年発売作と旧作ではありますが、すでに高い評価を受けている作品ということもあり、今回ご紹介させていただくことになりました。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/101020/pax
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/103191/pergamemnon
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/42910/peloponnes
・バヌアツ(Vanuatu / Alain Epron / Krok Nik Douil)
南国のバヌアツ諸島を舞台とした美しいアートワークのゲーム。
自分のワーカー駒を配置することでアクションを選択、実行していく、いわゆる「ワーカープレイスメント」のシステムをもった作品ですが、各アクションに対して、もっとも多くの駒を置いているプレイヤーからそのアクションを実行できるという仕組みが、駆け引きのポイント。
個人的には、もっとも楽しみにしている一作!
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/104020/vanuatu
・K2:拡張ブロードピーク(K2:BroadPeak / Adam Kaluza / REBEL.pl)
・ドラコ(Drako / Adam Kaluza / REBEL.pl)
・シティタイクーン(City Tycoon / Hubert Bartos, Lukasz S. Kowal / REBEL.pl)
・51番目の州:新世紀(The New Era / Ignacy Trzewiczek / Portal)
・プレタポルテ(Pret-a-Prter / Ignacy Trzewiczek / Portal)
この度、テンデイズゲームズが代理店となったポーランドの二つのメーカーの新作は、もちろん予定しております。
「K2:拡張ブロードピーク」は、いくつも連なった山々の頂上を続けて制覇していく縦走がテーマとなった上級編とも言える拡張。より苦しく、より面白くなってます!
「ドラコ」は、ドラゴンとドワーフの対決を描いた二人用ゲーム。「K2」のデザイナーによる新作。強大な力を持つドラゴンが勝つか、チームワークのドワーフが勝つか!?強大な敵一体対複数の小さなキャラクターという設定は、「モンハン」的。プレイに使うカードの構成がわかってからの駆け引きは激アツです。
「シティタイクーン」は、なんと、ドラフトの要素を大胆に取り入れたタイル配置都市開発もの。ドラフトの面白さのみならず、タイル配置の妙、リソースマネージメントを巡る駆け引き、リソースを運ぶ際のルート構築と選択など、さまざまな要素が絡みあった作品。これは要注目!
「51番目の州:新世紀」は、荒廃した世界を舞台にした、コアなファンを持つカードゲームの続編。このセット単体で遊ぶことも、前作のカードと合わせて遊ぶことも可能。勢力同士、お互いがお互いを攻撃できるようになり、勢力争いはより激しさを増します。エッセンの会場限定で配られた限定プロモも用意させていただく予定!
「プレタポルテ」は、ファッション業界をテーマにしたマネージメントゲーム。とにかく、ファッション業界がテーマというだけでかなり魅力的。
と、盛り上げておいて、最後にちょっと残念なお知らせになってしまうのですが、「シティタイクーン」と「プレタポルテ」は、生産が終わっていないようで、取り扱うとしても少し先になってしまう見込みです。気長にお待ちください!
http://www.boardgamegeek.com/boardgameexpansion/105059/k2-broad-peak
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/102237/drako
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/104994/city-tycoon
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/96007/the-new-era
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/87890/pret-a-porter
・コロニアル(Colomial: Europe’s Empires Overseas / Christophe Pont / Stratagem Ltd)
今回のラインナップの隠し玉とも言える一作!
ヨーロッパから船団を率いて大海原に漕ぎ出し、ほかのプレイヤーとの激しい戦いを制しながら、世界各地に植民地とし、さらなる力を手に入れていきます。
とにかくさまざまな要素をこれでもか!と盛り込んだヴォリーム満点の内容に圧倒されます。
美しいアートワークも魅力。
ちなみに、スイスからの輸送費がとんでもなく高いため、次回入荷の予定はありません!売り切れ御免!
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/99392/colonial-europes-empires-overseas
・LIXO?(LIXO? / Gil d’Orey / MESAboardgames)
・アクア(Agua: The Water Cycle / Gil d’Ores / MESAboardgames)
実は、テンデイズゲームズはポーランドの2メーカーだけでなく、ポルトガルのMESAboardgamesの代理店にもなりました。
この二作は、そのMESAboardgamesの新作。
「教育的要素があります」というようなことセールスポイントにしているメーカーでもあるのですが、はっきり言って、ゲームはかなり本格志向(「重い」という意味でなく)。
「LIXO?」は、ゴミのリサイクルをテーマにしたカードゲーム。はっきり言って、教育的要素なのは、テーマだけ。(笑)内容は、ギリギリのせめぎあい、腹の探り合いが続く、ブラフ的な要素を盛り込んだ競りゲームで、かなりシビれます。
「アクア」は、「水の循環」をテーマにしたゲーム。ダイスをふんだんに使った、アクシデント性、ドラマ性豊かな一作。
どちらも、超がつくほど洗練されたアートワークも素晴らしい!
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/103328/lixo
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/103327/agua-the-water-cycle
・ブルーライオン(The Blue Lion / Bruno Cathala, Sylvain Duchen / Jactalea)
エッセンの会場で遊んで一発で気に入った作品。
テンデイズゲームズでも人気の「四匹いるよ」と同様に、記憶をもとに推理を働かせて・・・という内容。
こちらは、二人専用ということで、「四匹いるよ」よりはるかに真剣勝負の色合いが強いですが、「どうせ覚えられないし」と軽く遊ぶのも大アリ。
記憶ゲームに抵抗ある人も、アイデアのまとめ方の巧さには触れてもらいたいので、さくっと一ゲームはプレイしてもらいたい一作。プレイ時間も短いですしね。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/104555/the-blue-lion
・ドラムロール(Drum Roll / Dimitris Drakopoulos, Konstantinos Kokkinis / Artipia Games)
ギリシャから登場のサーカスをテーマにした新作。
テーマは華やかなれど、内容はじっくりと遊べる本格派。
エッセン前から交渉を重ねていたのだけれど、エッセンでかなりの反響があったようで在庫がわずかだとか・・・。
エッセン会場限定のプロモカードを、なんとゲームマーケットに合わせて、すでに用意させてもらってます。
あとは間に合ってくれれば・・・祈るのみ。
http://www.boardgamegeek.com/boardgame/86246/drum-roll
・DGT Cube(DGT Projects)
ゲームだけでなく、アクセサリもご紹介させていただきます。
こちらはオランダより登場の6人まで対応のゲーム用クロック。
ゲーム全体での持ち時間、手番ごとの持ち時間などを設定可能。
設定時間の10秒前には警告音によりお知らせがあり、5秒前からはカウントダウンもあり。
ターン数のカウント機能もあり、いたれりつくせりの商品。
これは、はっきり言ってオススメです!
http://dgtcube.com/dgtcube/
随時、情報はお届け出来ればと思っておりますので、お楽しみに!